2026/05/27 18:21
こんにちは、ととど の おおえです。
5月のもう一つの記事は、place by steps についてです。
わが家では、ととど の家具を使っています。長期のユーザーテストを兼ねて、家具の魅力を日々観察するためです。
ととど の中でも人気の高い place by steps は、わが家でも人気です。踏み台として、親と同じ目線に立つ場所として、こどもの居場所として——意図通りの使い方をもちろんしてくれています。
ただ、観察していると、それ以外の使われ方もしています。
それは、ただ3段の階段を上がるだけという使い方です。最上段に立って下りてくる、ただそれだけです。時にはジャンプ台にもなっていますが。
こどもにとっては、立派な遊具になっているようです。普通の踏み台よりも高い場所に立てることが、それだけで楽しいのだと思います。
人間には元来、そこにただ存在しているだけのものを楽しむ力があります。しかし現代は、人を楽しませるために設計されたものが24時間手に入る生活になりました。スマホを通じて体験するコンテンツのほとんどは、楽しむための工夫が必要なく、楽しませてもらえるものです。
そんな暮らしの中で、元来持つその力を活かせる機会が、少しずつ減っているように感じます。
こどもを見ていて思うのは、ととど の家具が人が元来持っている豊かな力を育み、楽しませるために設計されたものと適切な距離を保てるバランサーであれれば良いな、ということでした。

