2026/08/31 23:54
こんにちは、ととど の おおえ です。
研究の展示会「玩具と人との新しい関係展」が明日から始まります。
学生と共に玩具について1年間探究し、玩具と人との間に新たな関係性をつくる道具のデザインを行ってきました。
玩具をテーマに選んだ理由はいくつかありますが、一番大きな理由は「種類の多さ」です。 例えばトイザらスに行くと、一般的なスーパーマーケット以上の広い店舗に玩具だけが並んでいる光景に驚かされます。「なぜ人間には、これほど多くの種類の玩具が必要なのだろうか?」そして、「なぜそのほとんどが子ども向けなのだろうか?」と疑問が湧いてきました。
本来、子どもは玩具がなくても遊べます。歌う、踊る、空や花を眺める、石や枝を拾う、絵を描く…など、子どもは自ら遊びを生み出す力を持っています。
しかし、私たち作り手が過剰な「遊ぶきっかけ」やエンターテインメントを提供し続けた結果、現在の膨大な玩具の種類を生み出し、「玩具がないと退屈してしまう」状況を作ってしまったのかもしれません。
作り手としてどのような玩具を提供すべきなのか。使い手としてどのような玩具と共に生きるべきなのか。今回の展示は、そんな問いを投げかける内容になっています。
私たちが展開する ととど には、子どもも大人も遊べる製品がありますが、持っているのは 遊ぶきっかけ 程度の機能です。 遊んでもいいし、遊ばなくてもいい。遊ぶなら、その先は自分で工夫して楽しんでほしい——。
こうした道具こそが人の心を豊かにすると信じ、私たちは ととど としての活動を続けています。

